社員インタビュー
INTERVIEW

社員インタビュー

フレーム

STORY 03

テクノロジーの発展に資する原材料

化成品部では、電子製品に搭載される回路基盤を作る原材料を取り扱っています。電子機器は世界的に開発競争が熾烈な分野。だからこそ、私たちは専門商社としての知識と経験を生かすことが求められる役割を担っています。お客様のパートナーとして企画提案からアドバイスまで行い、活躍している化成品部の社員から話を聞いてみました。

テクノロジーの発展に資する原材料
この話の主人公

この話の主人公

化成品部
K・T

PROFILE

学生時代に海外を舞台に活躍できる仕事に就きたいという思いを抱き、交洋貿易を志望しました。現在所属する化成品部は比較的海外出張の多い部門ですが、いずれは海外駐在として現地での生活も経験してみたいですね。

課題を解決に導き、
ビジネスを動かす推進力

化成品部の仕事を分かりやすく伝えると、さまざま電子機器を製造する上で必要不可欠な原材料を幅広く取り扱い、お客様に供給していくことです。私たち商社は、その役割としてお客様が求める材料を要望通りに届けることが当然に求められます。言葉にすると「納期を守って届ける」という単純な仕事のように聞こえますが、そこには解決しなければならない課題が多くあります。それがグローバル規模の大きなビジネスであれば、なおさらその壁は厚く、高くなります。
海外との取引では言語の壁、商習慣の違いもあるため、一筋縄ではいかないことも多々あります。そんなときは自分一人の考えにとらわれすぎずに、職場の仲間の意見、社外の意見も聞き入れながら解決策を導き出すようにしています。ビジネスの推進力となる提案が求められる難しさはありますが、仕事の面白さややりがいも強く感じることができます。

テクノロジーの最先端、
その足元を支えるやりがい

皆さんもニュースで見聞きすることのある最先端分野のAI開発においても、私たちの取り扱っている材料が大きく関わっています。AIと聞くといわゆる“プログラミング開発”を連想される方が多いかもしれませんが、そのプログラムを動かすためにはコンピューターが必要不可欠です。そのコンピューターを分解していくと、必ず回路基板が組み込まれています。実はこの回路基板も、求められるスペックによって原材料が異なるのです。つまり、最先端分野の技術の開発を根元で支える役割を、私たちが担っているといえるでしょう。
マーケットの情報を注意深くリサーチし、取り扱う原材料の情報をお客様に提供することで大きく開発が前進したときに大きな達成感を得ることができます。何より、お客様から感謝されることが仕事をしていてうれしいと思える瞬間ですね。開発に行き詰まったときや、製造するための原材料に悩んでいるときには、まず私に聞いてくれるお客様もいらっしゃるので、その期待に応えたいという思いが日々の仕事のモチベーションにもつながっています。

人と人とのつながりの中で
楽しい仕事が生まれる。

学生時代は漠然と海外を舞台に働いてみたいという憧れを持って入社しました。そして現在では、日本から生活の拠点を移し、海外に駐在で働いてみたいとさえ思うようになりました。現在でもほぼ毎月のように海外出張はありますが、さらに取引先との信頼関係を構築するためには、同じ風土の中で生活するといった一歩踏み込んだ関係性の構築も有効なのではないだろうかと考えています。そうやって国内外に人の輪を広げ、新たな人や仕事に出会えることがまた次の新たな仕事へとつながっていきます。楽しんで取り組んでいることが自身の仕事の成果につながり、それが自然と会社に貢献することになるのです。だから、皆さんには固く考えず、自分が楽しいと思うことを思いっきり楽しんで、その先のやりがいを掴んでほしいと思います。