商人として果たすべき使命
現代における産業の中枢を担うモノ、いわゆる“産業のコメ”である半導体。その半導体を搭載する上で欠かすことのできない部品がエレクトロニクス部で主に取り扱っているプリント基板です。日本国内メーカーと国内外顧客をつなぎ、世界の産業の発展に貢献するエレクトロニクス部の三人から、仕事にかける思いややりがいについて話を聞いてみました。
エレクトロニクス部
Y・S学生時代は短期留学の経験はあったものの、語学に特別な自信を持っていたわけではなく「何とかなるだろう」という気持ちで入社しました。休日は散歩をして過ごすことが多く、気持ちの切り替え、リフレッシュになっています。
エレクトロニクス部
M・K学生時代に学んできた語学を活かせる仕事に就きたいという思いで交洋貿易に入社をしました。また、学生時代にバスケットボールをしていたので、いずれはNBAを現地で観戦したいという夢を持っています!
エレクトロニクス部
H・T私の父親は仕事で海外の取引先と交渉することが多く、その背中を見て「かっこいい仕事だな」と漠然と思っていました。その影響から、自分も英語を使うような仕事に就きたいと思い、交洋貿易への入社を決意しました。
エレクトロニクス部の役割と仕事内容
H私は配属先としてエレクトロニクス部を希望していました。入社後も感じていたことですが、個人がバラバラに動いているというよりも、チームとしてのまとまりがあるように思います。
Yそうですね。部署内の動きはそれぞれどのような動きをしているかしっかり共有されているのではないでしょうか。また、部署のメンバーそれぞれが得意とする領域で力を発揮してくれていると思います。
M扱っている商材はプリント基板などの電子部品関連の材料なので、当然その知識も求められるのですが、人間関係や信頼関係の構築という根幹部分の役割は、交洋貿易の全部署共通なのではないでしょうか。
Y材料を右から左に流すだけが私たちに求められている役割ではないですからね。クライアントがどんなことに困っているのかを観察し、本当に役に立つ提案をしなければならないと常々思っています。そのような活動の基盤となるのが、やはりクライアントとの信頼関係なのだと思います。
信頼関係の構築に必要な取り組みとは
H私は在学時代に社会がコロナ禍に陥り、社会に出る頃にはリモートでのコミュニケーションが世の中にかなり浸透していたかと思います。それでも交洋貿易では対面でのコミュニケーションを重視していることに若干驚きました。
Mコロナ禍の最中では、新規クライアントとの取引成立に向けてメールやビデオ通話を駆使していましたが…やはり苦労は絶えませんでしたね(笑)。特に海外の取引先は、お互い使う母国語が異なるわけですから、ニュアンスや温度感が伝わりにくいという課題に直面しました。今はコロナも落ち着き、対面での商談ができるので、極力直接会ってコミュニケーションを重ね、信頼関係の構築に努めています。
Hデジタルネイティブと呼ばれる世代からすると、対面よりもスピーディーなオンラインでのコミュニケーションに比重を置く傾向もありますよね。
Mその考えはちょっと…受け入れられないかも(笑)。直接会って、現地現物を見て、知るからこそ提案できることがあります。結果としては、対面でのコミュニケーションが良い仕事になるのではないでしょうか。
Y私はどちらでも良いと思いますよ。最良の選択が対面なのか、オンラインなのかの見極めはもちろん重要ですが、結果としてクライアントの信頼につながる方法を選択するべきだと思っています。
Mさすが…冷静ですね(笑)。
仕事のやりがい・醍醐味について
Y私たちの仕事は、スマートフォンやゲーム機など、皆さんの身近な電子機器のほとんどに関わっているといえます。製品に“交洋貿易”という社名が載ることはありませんが、 世の中に大きい影響を与えているという意味で、誇らしさを感じています。
H目に見える部分に私たちの扱う材料はありませんが、電子機器は部品が一つでも欠けてしまえば機能を果たすことができませんよね。
Mより良い社会の実現には、テクノロジーの発展が必要不可欠です。そういう意味でも、エレクトロニクスの分野のビジネスを加速させることは、社会貢献にもつながっているという自負を持っています。
Y私たち商社の存在意義は「そのビジネスの中心でどう動くか」ということにかかっています。自分で考えて行動することでビジネスがよりよい方向へ進んでいったときには大きな達成感を感じられるはずです。
H大切なのは“行動力”ですよね。私自身も元気よく、積極的な行動で挑戦し続けていきたいと思います!